ナースブログ

神戸研修センター配信によるインターネット研修を受講しました。

今回の研修を受講し、認知症患者さまの入院による様々な不安やストレスについての知識も深めることができました。
講義の中で、認知症の方への対応として”認知症の人の行動は援助者の鏡”という言葉に私はハッとしました。
私自身の日々の対応を振り返り、患者様の声や行動に耳を傾けず、一方的にケアを行っていることもあったように思います。
その人らしく存在していられることを支援し”分からない人”とせず、自己決定を尊重することが重要と知りました。
療養環境の調整について、物理的環境やスケジュールなどの運営的環境も重要ですが、医療従事者が認知症の方へ与える影響は大きいと感じます。
誇りを傷つけたり一度にたくさんのことを話したりと、マイナスの関わり方をせず、ゆったり少し待って一つずつ等のプラスの関わり方を行い、できるだけ普段の生活が継続できる環境を整えることが必要と学びました。

この研修を活かし、今後は患者さまの”困った”に寄り添えるようなケアを心がけていきたいと思います。



認知症に関する研修を受けたオレンジナースはこのバッヂをしています。



 

2016年12月26日|Posted by お知らせコメント(0) »



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