ナースブログ

9月1日と2日に第25回 日本家族看護学会が高知県の高知市文化プラザで開催されました。

平成27年度には厚生労働省より「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」が発表され、施設に於いても終末期医療への取り組みは必然となっています。

当院でも事前指示書の運用を今年度より開始することになりました。そこで、職員とその親を対象に終末期医療に対するアンケートを今年の1月に行い、その結果をまとめ、「A病院における職員とその親を対象とした事前指示書に関する意識調査の現状」と題して発表しました。

25回を迎える、この学会ですが地域連携部 大谷課長と看護部 野田の2名は初参加。患者中心に看護は行われますが、患者の治療・療養に関わる家族への関与も重要です。

以前のような大家族から核家族へ変化し、家族間の関わりも希薄になってきている現代。看護師として家族への関わりが、これで良いのか?など事例のディスカッションや教育講演などもあり、今まで参加したことのない学会スタイルで、自分たちの関わりを振り返る良い機会となり、今後の看護師育成のヒントや地域への関わりなど多くのことを学ばせていただきました。

帰宅後、TVで猛烈な台風のため、片付けられていた高知駅の坂本 竜馬像をみて、「あっ!現物見るのを忘れた」でも、本場のカツオのたたきは美味しくいただきました。

2018年9月12日|Posted by お知らせコメント(0) »