4月14日(日)に地域交流ホールにて介護福祉士主催の回復期合同レクリェ-ション 「桜の会」を開催しました。
日頃、入院生活を余儀なくされている患者様の一時の気分転換の場となり、 沢山の方との社会交流に繋がればと思い企画しました。
今回は、社会福祉協議会でボランティア活動されている「菊陽さくら会」様と「南白水会」様に お越し頂き、患者様、ご家族様、院内保育園の園児など多数の方々がご参加くださり、 会場もおおいに盛り上がりました。
内容は、牛深ハイヤや銭太鼓、マジックショー、トランペット演奏、南京玉すだれ、 ひょっとこ踊りと、多才な演舞や歌などで90分間(14時~)に渡りご披露頂きました。
その中で、普段表情に乏しい患者様に笑顔が見られました。 歌に合わせて手拍子を打ったり、 懐メロに心をうたれて感涙されるなどの様子を見ると、 私たち介護福祉士も「やってよかった!」と感慨深い思いです。
次回は、夏頃開催予定です。 また楽しい企画を提供していきたいと思っています。
(写真撮影については、患者様・ご家族様の了承を得ています)
回復期病棟介護福祉士 一同

黒江ゆり子先生による基調講演では、
患者様に耳を傾けることの大切さ、医療・看護に求められるものが変わりゆくなか、
看護者は常にチェンジエージェンシー(改革の推進者)であるべきだと、
学びを深めてきました。
今回、私達は「脳卒中患者の自宅退院に影響を及ぼす要因」をテーマに、示説発表しました。
参加者の方より「面白い結果ね」との批評も頂き、充実した2日間となりました。


他病院・施設発表でも、認知症、他職種連携、退院支援、癌など興味深い発表を
拝聴することが出来、
今後の看護の質の向上に活かしていきたいと思います。
帰りの飛行機搭乗前…
マッサージチェアーにて疲れを癒やしつつ…「今日の夕飯なんする?」と主婦の顔。

今回は台風24号が迫り来る中の参加だったため、富士山に会えなかったのが心残りですが、
帰りの飛行機はディズニーキャラクター特別塗装機「JAL セレブレーションエクスプレス」に乗って
(偶々です。乗って気づきました^^;)
無事、熊本に帰ってきました。


平成30年10月3日~4日で、リハビリテーション・ケア合同研究大会 米子2018が開催されました。
前日に米子に入ったため、学会参加前にちょっとだけ観光しました。
鳥取県境港には妖怪が集まる地があります。
水木しげるロード「ゲゲゲの鬼太郎」が有名で、きたろう鉄道に乗って来ました。残念ながら水木しげるロードにはいけませんでしした。電車が「きたろうファミリー」でいっぱいでした。





大会のテーマは「互恵互助」でした。「互恵」とは互いに相手に恩恵を与え合うことです。自分の利益ばかりを優先せず、お互いが相手のことを考え、相手に恩恵のあることを目指すことが幸福を増やしていくことにつながるそうです。
大会長である、錦海リハビリテーション病院 病院長 角田賢先生の大会記念基調講演「現在・過去・未来。神話の故郷山陰でこれからを考える」を拝聴しました。
公演の内容で、陽:物理的な豊かさ 陰:精神的豊かさ、物理的に満たされてきた為、これからは質を上げていく必要がある。さらに精神的な豊かさを人は求めていると言われてました。
自己選択の時代、自分らしくどう生きていくか?住み慣れたところで自分らしく生きていくため、地域の利点・欠点を理解しておくことが大切。自分らしく人生の最期まで暮らすということは、自分らしく「死ぬ」ということ。
人の死は100%である。医療現場で働く人は皆、患者の生と死を看ることになる。人の生死のほんの一瞬でも関わることは、とても重大な役割を担うことになる。素晴らしい職業だと誇りにさえ思える。看護ができる環境に感謝しなくてはならないとつくづく感じました。

学会では「転倒転落・リスク・感染・認知料・ADL・運動器・脳血管疾患・口腔ケア・摂食嚥下・高次脳機能障害」など様々なテーマでの口述講演、ポスター講演が行われました。
また教育講演「スキンテア」「身体拘束」「人材育成」など様々なテーマで講演がありました。
看護部からは演題発表はありませんでしたが、
嶋田主任が「認知症セッションで」座長を務めてくれました。

とても落ち着いた座長で、流石だなぁ~と思いました。
お疲れ様でした。
次回大会は金沢です。ぜひ、看護部から演題発表ができれば良いなと思いました。
熊本から米子まで5時間半、行きは「特急やくも」が台風24号の影響で終日運休や途中停車などアクシデントがありましたが、高級魚のどぐろや日本海の鮮魚、鳥取カレーなど頂き、学会もとても勉強になり、参加させてもらって本当に良かったなぁ~と思いました。